「ほったらかし投資を始めたいけど、口座はどこがいいの?」。私が最初に迷ったのがここでした。結論から言うと、新NISAでコツコツ積み立てるなら楽天証券かSBI証券のどちらかで、大きく外しません。この記事では、2社の強みと弱みを私なりに公平に比べて、選び方の考え方を整理します。特定の1社を勧めるものではありません。
「忙しくて時間をかけられない」「複雑な手続きは避けたい」「無理なく続けたい」。私が口座選びで重視したのはこのあたりでした。楽天証券とSBI証券は、どちらもこの条件をよく満たしてくれます。
長期投資では手数料が効いてきます。両社とも投資信託の購入手数料が無料(ノーロード)で、保有中の信託報酬が業界最低水準の商品を多数扱っています。コツコツ積み立てる資産が、無駄なコストで目減りしにくいのが安心材料です。
全世界株式や全米株式に連動する人気のインデックスファンドが揃っていて、1本で国際分散がしやすいです。新NISAのつみたて投資枠・成長投資枠の両方に対応しています。
楽天証券は楽天ポイント、SBI証券はVポイントなど、ポイントプログラムが充実しています。保有残高に応じて付与されたり、ポイントで投資信託を買えたりと、実質的なリターンを底上げできます(条件・還元率は変わることがあります)。
まず、積立投資で気になる項目を表で並べます。ポイント還元率などの細かい条件は改定が多いため、あえて「変わりにくい事実」を中心にまとめました。変動する条件は必ず各社公式で最新を確認してください(2026年7月時点・筆者整理)。
| 項目 | 楽天証券 | SBI証券 |
|---|---|---|
| 投信積立の最低金額 | 100円から | 100円から |
| クレカ積立 | 楽天カード(上限は月10万円) | 三井住友カードなど(上限は月10万円) |
| 貯まる・使えるポイント | 楽天ポイント | Vポイント・Pontaポイント・dポイントなどから選択 |
| 銀行連携 | 楽天銀行(マネーブリッジ) | 住信SBIネット銀行など |
| 新NISA対応 | つみたて投資枠・成長投資枠とも対応 | つみたて投資枠・成長投資枠とも対応 |
クレカ積立の上限が月10万円なのは、2024年の制度改正(内閣府令の改正)でどの証券会社でも共通になった部分です。差がつくのは還元率や条件のほうで、ここは改定が入りやすいので比較サイトではなく公式ページで確認するのが確実です。
最大の魅力は楽天経済圏との連携です。楽天市場や楽天カードを普段使う人ほど、ポイントを貯めやすく使いやすい環境です。
メリットが楽天経済圏前提なので、楽天をあまり使わない人には恩恵が薄くなりがちです。ポイント還元の条件は過去に改定もあったので、最新の条件を確認しておくと安心です。
特定の経済圏に縛られず、多様なポイント連携と幅広い商品が特徴です。
ポイントの選択肢が多い反面、楽天のように一つの経済圏に集中しにくい面があります。画面がやや情報量が多く、最初は迷うかもしれません。
口座を開いて新NISAでコツコツ積み立てたらどうなるか。毎月3万円・年率5%・20年で運用できたと仮定した試算です。あくまで仮定で、将来の成果を保証するものではありません。
この条件だと、元本720万円に対して評価額は約1,233万円という試算になります。後半ほど伸びるのが複利の特徴です。
どちらも有力なので、自分の生活に合うほうで選んで問題ないと思います。私の整理はこうです。
どちらでも、新NISAの非課税メリットを活かして長期・積立・分散を続けることがいちばん大事です。開設手順は新NISA口座開設の3ステップに、新NISAの仕組みは新NISAのメリット解説にまとめています。
明日できる一歩は、「自分が普段どのポイントを貯めているか」を思い出してみること。そこから相性のいいほうが見えてきます。